大雪から一夜明けた翌2日の午前11時半過ぎ、新千歳空港にやってきました。
前日の元旦に新千歳空港に降った雪で欠航便が多発、翌2日も夕方から雪の予報で急遽臨時便が運航されることに。予定を早め、その臨時便に搭乗することとなったいきさつはすでに記事にした通りです。
市内からバスに乗ってきたのですが、駐車場に入ろうとする一般車が大渋滞。影響でバスが走るレーンも混雑、国道36号線から空港へのアクセス道路に入り、バスを降りるまで15分以上を要しました。お盆、年末年始にバスを使うときは時間に余裕を見ておかないとダメ。定時性という点はJRのほうに軍配が上がります。
前日の欠航の影響もあり、今日の羽田行きはどこの航空会社も全便満席。影響でターミナルビルはかなり多くの人が行き交っています。これがコロナ禍前のいつもの新千歳空港の活気でもあるのですが。
ANAの手荷物預かりのカウンターは長蛇の列。約2時間後に出発する便よりも後の便を利用する人は並ばないように促されていました。
ANAの新千歳=羽田の時刻表を見れば分かりますが、時間帯によっては15~20分おき、まるでバスや電車のように出発が重なっています。
そのすべての便が満席で、しかも年始のUターンで手荷物を預ける人が多いとくれば、こうなるのもやむなしかと。
更に、Air Do便の手荷物預かりも同じカウンター、さらに今は自動荷物預け機、慣れていない人は時間がかかるため、混雑に拍車がかかったのではないでしょうか。
上級会員向けのプレミアムチェックインも長蛇の列。一般客レーンよりは早いでしょうけど、これだとステータスホルダーの意味も半減といったところでしょうか。
ANAであればスーパーフライヤーズ会員になれば脱退しない限りステータスは一生もの(JALはJGC会員)。会員は増える一方でしょうから、ステータスホルダーも「長く並ぶ」ということが日常的になるかもしれません。いずれ、諸外国の航空会社が前年1年間の搭乗実績に応じたサービスを取るのと同じシステムを導入する日が来るかもしれません。
一方のJALのカウンターは至って静か。JGC会員のレーンも少し待てばいい程度のようです。新千歳=羽田も1時間に1~2本。やはり便数の差なのでしょう。8.10ペーパーが失効した後も、JALはいたずらに便数を増やすことなく、堅実にやっているな、という感じが見て取れます。
搭乗口もこんな感じです。
ラウンジに向かう前に、やっぱりラーメンが食べたくなり、3Fのラーメン道場へ。どのラーメン屋さんも混雑、この年末は久しぶりに繁盛したことでしょう。今日は「空」で味噌ラーメンをいただきます。
預け荷物はないので、ファーストクラスチェックインカウンター前から保安検査場を抜けてラウンジへ。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。雪による混乱で、昨日今日とサクララウンジは一時入場制限がかかったとのこと。
DPラウンジは比較的静かでいつも通りです。窓際の席を確保。雲行きが怪しいです。
ラーメンをいただいたばかりですが、やっぱりここは「サッポロクラシック」。オミクロン株が流行して緊急事態宣言が出たりすると、また飲めなくなっちゃうんでしょうか。
鮭のおにぎりと一緒にいただきます。
このおにぎりも、空港によって、また時間によって種類が異なります。DPラウンジがある札幌、羽田、伊丹、福岡、沖縄でどんなおにぎりがあるのか、調べていただいてみるのも面白いかも。やっぱりリニューアルした伊丹には行ってみたいところです。
今年は寅年。諸説あるものの、今年は問題が明瞭になる年だとか。洒落も効いたメッセージはホッとします。このメッセージカードも季節でいろいろ変わっているようです。
窓の外に目をやると、ちょうど使用機となるB767-300ER、JA651J(国際線仕様機)が到着したところ(写真奥)。使用する14番スポットには出発が遅れている羽田行きのB777-200ER、JA702J(国際線仕様機)が居座っていて、JA651Jはそのまま待機。
15分ほどしてスポットが空きました。この影響で出発が若干遅れるとのこと。
臨時便となるJL4504便は、B767-300ER、国際線仕様機での運航。2022年最初のフライトは、果たしてどんなフライトになるでしょうか。
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