2014/5/14 日本への帰国に際し、シドニーから成田までJL772便を利用。ビジネスクラスをアップグレードで搭乗しました。
当初の予約はプレミアムエコノミー。JAL国際線では上位クラスに空席がある場合、空港でマイルを使ったアップグレードが可能(JALアップグレード特典空港当日申し込みサービス)。カウンターで聞いてみるとこの日はビジネスクラスに十分な空席があるとのことで、20000マイル使ってビジネスクラスへアップグレードができました。
搭乗機、ボーイング777-200ER(W51)
シートはJAL SHELL FLAT SHEAT。2003年のグッドデザイン賞受賞だから、もう10年前のタイプ。最近はビジネスクラスもスタッガードタイプのフルフラットが主流。それに比べるとちょっとくたびれ感があるけれど、地獄ジェットとか言われる機材のシートよりはずっといいかな。機内はほんとガラガラ。ビジネスクラスのセカンドキャビンは10名弱の利用でした。
離陸後、ベルトサインが消えてからお食事タイム。まずはドリンクサービス。シャンパンを選びます。
メインは和食を選択。洋食メニューがアペタイザー、メイン、パン、アイスクリームとちょっとショボイ感じだったので。。。ちなみに、成田発シドニー行きでは3種類のメニュー(洋食、和食、まちの洋食屋さん)から選べます。それと比較してもちょっとショボイ?
まずはお弁当箱に入った御膳から。野菜のゼリー寄せ、白身魚煮もずく掛け、鮭の芋寿司、鯖の木の実焼き、トマトのコンポート、海老と茄子・アスパラガス・トマト・玉葱餡掛け、玉子松風白身魚とじゃが芋のサラダ添え、牛肉の胡麻醤油風味蓮根煮、玉子豆腐たたきオクラとイクラ添え。
次は台の物。牛肉の肉じゃが風に炊き立てごはん、味噌汁、香の物。
このあとアイスクリームですが、お酒も入っていたのでひと寝してからいただくことに。搭乗しているお客さんも少ないのである程度のわがままは聞いてもらえました。ちなみにお酒は御膳の時に軽く白ワイン(ローソンズのソヴィニョーンブラン)をいただきました。さっぱりしていて和食にはぴったりです。
お味はまずます。御膳はいろいろな味が楽しめてよかったです。一方で洋食はちょっとさびしい感じが…?成田発にあるまちの洋食屋さんメニューが楽しめればだいぶ違うかな。
このあとひと寝入り。ほぼフルフラットになるリクライニングは寝心地まずまずでした。
ひと寝入りから起きて、食事のデザートで出る予定だったアイスクリームを目覚ましにいただきました。そのあと、間食のチーズプレートを赤ワインとともに注文。映画を見ながらゆっくりいただきました。
そうこうしているうちに、到着2時間前くらいになって軽いお食事。こちらも和食を選びました。牛肉の生姜焼きご飯添え、ほうれん草の胡麻和え、玉子焼き、鶏の八幡巻き、煮豆、味噌汁、果物。
こちらも和食のほうが充実かな。ちなみに洋食はラヴィオリ、サラダ、フルーツ。
メニューを見て比べただけですが、洋食がちょっとショボイ感じがしました。飲み物のレパートリーはこんな感じでしょう。
アメニティはいろいろあるのですが、必要なものをトレイからピックアップします。特別なアメニティセットにはなっていませんでした。まあそのほうが必要なものだけ使うからいいという考えもありますが、アメニティのケースを後で使いたいという人にはちょっとさびしいかもしれません。
その他、ジャケットを預かってくれました。またトイレなどはやはり日本の航空会社だけあって清潔。まあ搭乗している人数が少なかったので、このくらいは普通と言えば普通でしょうか。JALの場合は外国人対応のためか、外国人CAが数名います。でもその方々もきちんとした日本語、敬語を使ってサービスをしていたのには驚きました。
シドニー⇔成田間はJAL、カンタスの2つの航空会社が就航していますが、カンタスを選ぶと行き帰りいずれも夜行便、JALの場合は成田発が夜行便、シドニー発が昼行便。今回はシドニー発をビジネスにアップグレードしましたが、往復プレミアムエコノミー、エコノミーだったらJALのほうが片道昼行便になる分、私には楽です。往復夜行便は寝不足になってちょっとしんどいかな。
24日の帰りはプレミアムエコノミーです。これをビジネスにアップグレードできれば最高ですが、マイルが足りない…次回に持ち越しです。
ANAのアジア線ビジネスクラスと比較して…食事はANAのほうが上かな。他のサービスはそう変わらないと思います。ANAがシドニー線に就航すれば、そちらを使ってまた比較してみたいですね(昔はあったのですが…再就航を強く希望します)。
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