日本航空JL501-514便 羽田=新千歳フライト(2) JL501便 羽田→新千歳普通席搭乗記(2021/6)

ダイヤモンド・プレミアラウンジで朝食を取った後はJL501便で新千歳までのフライトです。

■搭乗

搭乗口24はラウンジから一番遠い搭乗口なので、時間に余裕を見て移動します。第1ターミナル北ウイングからは、搭乗予定の6:25発501便の後は、7:00発の秋田行き161便まで出発がないので、とても静かです。


途中、搭乗口23から見た駐機場。出番を控えた機体ですが、コロナ禍その出番もかなり減っているのでしょう。


搭乗機B737-800、JA323J。昨年7月に新千歳空港でお目にかかっていますが、搭乗したことはない機材。札幌便と言えば常に大型機が就航している、というイメージが強く、B737-800で札幌へ、というのはどうも違和感があります。そういえば、この搭乗口を利用するのも久しぶりかと。


すでに搭乗は始まっていたので、少し待って最終案内でゆっくり搭乗。普段から優先搭乗ばかり使っていると、こうしてゆっくり搭乗するのもまたいいなぁと感じます。もちろん、お客さんも少なくて、機内持ち込み荷物も鞄1つだからこその余裕ではありますが。キャリーケース持っていたら、荷物置き場確保のため、優先搭乗はMUSTでしょう。


座席は15A。普通席最前列で足元が思いっきり広い席です。クラスJ最後列のシートポケットが使える便利な席でもあるのですが、よく見ると昨年10月からB767、B737の一部の機材に導入された新シート。実はお目にかかるのは初めて。


ドイツZIM社製のシートで、従来シートからテーブルが1枚ものとなり、加えてコンセントと読書灯が追加になっています。これは一度座ってみたいですね。今回はシートポケットのみの恩恵にあずかるわけですが、ペットボトルやスマートフォンが入れやすい構造になっていて使いやすいです。


新シートのクラスJが入っている機材では、普通席のヘッドレストも革製です。これはA350、B787で導入されているシートと共通のコンセプト。

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頭上のダイヤルをひねって空調を調節して準備完了。少し風が当たるくらいがちょうどいいです。


■フライト

定刻でドアクローズ。タキシングしてC滑走路へ。ここのところ四国・九州・沖縄方面へのフライトばかりでD滑走路RWY05からの離陸が多く、RWY34Rからの離陸は久しぶりで新鮮。と言っても、滑走路に進入するときの景色はさほど変わりませんが…




飛び立った後に見える景色が違います。


機窓に広がる首都東京は、今日の1日に向けて動き出したばかり。


栃木県を過ぎて、みちのく福島県に入ったころから雲が広がり始めます。


その頃、ドリンクサービス開始。ラウンジで飲めなかったモーニングコーヒーをいただきます。少し苦みが強めのコーヒーは、JALこだわりの「JAL CAFÉ LINES」。朝のコーヒーが欠かせない私には、豆を売ってほしいところ。


搭乗率は20~30%といったところでしょうか。今年1月に広島に飛んだ際は、わずか11人というフライトがありましたが、それよりはマシでしょう。それでも、お客さんが戻ってくるのにはまだまだ時間がかかりそうです。この日のクラスJは満席、普通席も前方にお客様が固まっていて、「前のめり」状態。


一眼片手に写真を撮っていた私の姿を見て、ふたりのCAさんから声をかけられます。今日はまずまずのデキですねぇー、毎回違う空の景色を撮るのが好きなんですー…すでに決まり文句になりつつあります。写真を撮るのを趣味としているCAさんも結構いるようで、時々話が盛り上がったりするのは楽しいですね。

■到着

1時間ちょっとのフライトはあっという間、到着30分前から降下が始まります。津軽海峡を越えたところから天気が良くなり、渡島半島の南東部、亀田半島と駒ケ岳が機窓に広がります。


苫東厚真発電所が見えます。2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震で北海道全体がブラックアウトとなったのは、この発電所が全停電したことからでした。


やがて新千歳空港が見えてきます。南風のようですが、どうもいつもとルートが違う…。写真的には滅多に撮れない写真なので◎ですが。


RWY19Lへの着陸は、夕張のあたりから大きく旋回するのが通常。ですが、新千歳空港を左手に見ながら急旋回で着陸態勢に入るルートは初めてです。あとでFlighradar24で調べたのですが、朝一の501便が北から着陸するときは、このルートを使うことが多いようです。

(Flightradar24より)


7:56着陸。SKYマークの広告にでも出てきそうな風景(笑)。


新千歳空港11番スポットに5分遅れで到着。天気が良く、A350も映えます。搭乗機はこのあと8:50発JL2005便として伊丹へ。


久しぶりの北海道へのフライト、これまで主に飛んでいた沖縄線と比べるせいかもしれませんが、いつものJALクオリティとともに、あっという間のフライトでした。


■Flight Data

 ・Airline: Japan Airlines
 ・Flight: JL501
 ・Aircraft: B737-800 (JA323J), Age/ 11 years
 ・Depature: Haneda (HND)
 ・Destination: New Chitose (CTS)
 ・Cabin: Economy Class
 ・Mileage: 510TPM mile (912mile accumulated)
 ・FOP: 766FOP


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