シドニー国際空港での入国・税関手続き(その2)

2015年9月16日にシドニー国際空港からオーストラリアに入国したのですが、入国審査、税関手続きが一部変わった部分があるので紹介します。なお、元となる記事はこちらですので、参考にしてください(更に2016年1月9日の入国時の経験をアップデートしました)。

1.入国審査

これまでは列に並んで個別に審査を受けていましたが、日本人はSmart Gateの利用が可能になったため、係官に(ほぼ強制的に)Smart Gateに誘導されます。

飛行機を降りた後、免税店エリアの前、あるいは入国審査場付近にe-Passportの発券機(Kiosk)があります。使用できる国のパスポートは国旗で表示してあります(もちろん日本も)。入国審査室のKioskは混むので、免税店手前にあるKioskでカードを受け取っておいた方が早いです。

使い方は簡単。パスポートの顔写真の画面を先にしてスキャナーに押し込んでかざし、画面の質問(2,3個)に答えるだけ。質問は国籍を読み取って日本語で自動的に表示されます。質問に答えると自分の名前が入ったカードが発券されるのでそれを持って入国審査場のe-Passportのゲートへ進みます。

ゲートではKioskで発券されたチケットを機械に通し、前方にあるカメラを見ます。眼鏡を使っている人で、パスポートの写真が眼鏡なしの場合は眼鏡をはずす必要があります。顔認証でOKとなれば、カードが戻ってきてゲートが開きます。カードを抜き取り、ゲートを通過すれば入国審査は終了です。なお、戻ってきたーカードは税関入口で申告書とともに係官に渡してください。

また、仮にゲートが開かなかった場合は、横にある係員による入国審査をすぐ受けることができるので問題ありません。詳しくはこちらのHPの「How arrives Smart Gate works」をクリックしてご覧ください。朝の時間帯、到着便でごった返して混雑していた場合は、Smart Gateシステムで通過すると早く通れるので、かなりの時間の節約になります。

2.税関申告

荷物を受け取った後、税関申告は申告する物ありの「Declaration」と申告するものなしの「No Declaration」で左右に分かれて進むようになりました。よって申告するものなしの場合はNo Declarationに進んで係員に税関申告書を見ればOKです。なお、No Declarationでも抜き打ちで検査があるかもしれません。
以前よりはだいぶ緩くなった感がありますが、正確に申告することが一番であることは以前と同様です。

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