フィリップ島ペンギンパレード

2017年6月17日 有名なフィリップ島のペンギンパレードを見てきました。パレードを見るのは2回目。前回は昨年1月、季節は夏でした。実はペンギンパレードも季節によって上陸するペンギンの数が変わるため、様子も変わります。


予約

ペンギンパレードを見るときは予約が必須です。予約はオフィシャルサイトから。
https://www.penguins.org.au/buy-tickets

値段はGeneral(一般席)で大人1人$25.7。大人2人、子ども2人の家族の場合は、家族パックの方が割安です。

そのほか、特別席のPenguine Plus(ペンギンプラス)が大人1人$50.0、Underground Viewingという地面と同じ高さで室内からペンギンを見ることができるプランは大人1人$65.0。

いったいどれがいいのか、となりますが、お勧めはペンギンプラス。私は昨年一般席、今回ペンギンプラスにしましたが、ペンギンの上陸を間近に見ることができるのは断然ペンギンプラスです。

ただ、上陸した後のペンギンが自分の巣まで行進するのを遊歩道のそばから見るので十分という方は一般席で十分楽しめます。

アクセス

ペンギンパレードはフィリップ島の西の端。メルボルンからは車で2時間程度かかります。道中「Penguin Parade」の看板が出ていますので、道に迷うことはないと思います。

当日

冬至も近い6月中旬の日の入りは5時過ぎ。4時半過ぎ頃に現地に到着すれば十分です。

オプションツアーの紹介です。

エントランスへ向かいます。その日の気象情報も掲示されているので、寒さ対策の参考になります。

エントランス。予約に空きがあれば当日券でも入れます。

すでに予約済みの場合はゲート2もしくは3へ。予約確認表をプリントアウトしておいて係員に見せればOK。スマホに保存しておいても大丈夫かもしれません。なお、ペンギンパレードはカメラ撮影一切禁止、なのですが、ペンギンを直接撮影するのが不可なのであって、持ち込みはOKです。

前日の上陸開始時刻と、当日の上陸時刻予想。日の入りから40分ほどして上陸が始まるようです(実際、ほぼぴったりだったのにはびっくりでした)。

遊歩道と、各見学場所の案内。前日何羽上陸があったかも情報がありました。

売店。ペンギングッズはこちらで。

前回昨年1月に来た時に買ったフリース地のブランケット。$30くらいだったと思います。結構気に入っていて、自宅のソファーにかけて使っています。

すでに、開場待ちの列ができていますが、もう少し館内を散策します。

ペンギンの生態を解説したコーナー。

このフィリップ島に上陸するペンギンは、「フェアリーペンギン」という世界で最も小さなペンギンです。写真の青いシルエットがその大きさを示しています。

ペンギンの1日を紹介しています。結構早起き(笑)

近海でのペンギンの行動範囲を示しています。冬はグレートオーシャンロードの方まで回遊するため、戻ってこないペンギンが多く、上陸数も減るそうです。

日も暮れてきたので、観覧席に移動します。

まずまずの席を確保できました。ペンギンの行進を目の前で見たい場合は、開場と同時に入って最前列の席を確保することをお勧めします。ペンギンプラスでは、上陸したペンギンは写真の道のようなところを上がってきます。

ペンギンプラスから見た一般席。一般席の場合は、席の両端をペンギンが上陸していくので、端がお勧めです(手前のベンチはVIP席)。

ペンギンの巣箱。子育ての時期には子ペンギンも見ることができます。昨年見ましたが、とてもかわいいですよ。

写真はここまで。上陸の時間が近づくと、係の方がマイクで説明をしてくれます。先に書いた通り冬のこの時期は上陸が少ないとのこと。

この前日の上陸数は350羽ほどだったそうです。この先8月に向けて更に上陸数は減り、8月は5週間ほど上陸が1羽もないことがあるそうです。

一方で、シーズンになると上陸数は増え、昨年11月はなんと4400羽が上陸したと。かなり壮観だったと思います。

季節によるペンギンの上陸数は、ペンギンパレードオフィシャルサイトに記載があります。私が訪れた6月は最も少ない時期なんですね…
https://www.penguins.org.au/assets/Penguin-Parade/Penguin-arrival-time-calendar.pdf

上陸が始まり、ある程度の時間が経つと、順次席を立ち、ペンギンが巣穴まで山を登っていく様子を遊歩道から見ます。

残念なのはカメラを向ける人が後を絶たないこと。以前はここでも写真撮影かだったのこととですが、フラッシュを向けられてしまうため、撮影禁止にしたそうです。

それでも違反者は目につくようで、このままだとかめらそのものの持ち込みが禁止になることもあるかもしれません。大切な自然、ルールを守って見守りたいものです。

この日もやはり上陸数は少なく、昨年1月に比べると数が少なくちょっと寂しい感じでした。

やはり夏がお勧めですが、日の入りが夜8時半、行進が9時を過ぎるので、終わってからメルボルンに戻るとなると、深夜になってしまいます。このあたり、時間調整が難しいところです。

それでも一見の価値があるのでぜひ一度。お土産も他では手に入らないものがあるので、なかなかいいと思います。

コメント

  1. タヌキ猫 より:

    ぱぴるすさん、こんにちは♪まさにタイムリーな情報をありがとうございます♪

    一度訪れてみたいと思っているのですが、撮影がNGとのことで、どうしたものかと思っています。

    予想以上にメルボルンから時間がかかるのもビックリしました。

    ブログで寄せて頂いた情報で意外とメルボルンから公共交通機関で訪れることができるところがあるそうなので、そちらで妥協するのもいいかなと思っています。

    ただ、こちらを見るとやっぱり立派なところのようですね♪

    そろそろ、メルボルン計画も動かさなければと思っていますので、まさ参考にさせて頂ければなと思います。

    タヌキ猫でした。

  2. ぱぴるす より:

    タヌキ猫さん、こんにちは。

    写真がNGというのはどうしたものか、って考えちゃいますよね。

    一方で、おっしゃっているメルボルン近郊のセントキルダビーチのペンギンは、いくつかのサイトを見るとパレードではなく、岩場に上がってくるのを見たり、岩場の間にいるペンギンを見つけたり、といった感じのようです。

    このあたりは、私もちょっと興味があるので機会があったら実際に確認してみようと思います。

    私は写真NGでも、パレードのように多くのペンギンが上がってくるフィリップ島がお勧めと思います。
    如何せん上陸するペンギンの数が違うかと。

    なお、本日記事にも追記したのですが、各月のペンギンの上陸カレンダーがオフィシャルサイトにあったので参考にしてください。実際の数は日によって大きく変わるようです。
    https://www.penguins.org.au/assets/Penguin-Parade/Penguin-arrival-time-calendar.pdf

    メルボルン訪問計画、お手伝いできることがあったらコメントいただければと思います。