2023年8月10日、いよいよ4年ぶりとなる海外へ出発です。今回はビジネスでの渡航=お仕事。行き先はアメリカ&カナダ、6泊8日。その旅程をおさらいします。
- 8/10 JL7016(AA170) 羽田(11:55)→ロサンゼルス(6:10) Class: C
- 8/10 AA4880 ロサンゼルス(10:05)→ポートランド(12:32) Class: F
- 8/13 AC514 シアトル(7:30)→モントリオール(15:30) Class: Y
- 8/15 AA4550 モントリオール(11:11)→ニューヨーク(12:40) Class: C
- 8/16 JL5 ニューヨーク(13:30)→羽田(15:45(+1)) Class: C
アメリカ西海岸からカナダモントリオールに渡り、ニューヨークを経由して帰国という、北米大陸をぐるっと一周する旅。今日は羽田からロスに渡り、乗り継いでポートランドへ向かいます。
■海外旅行は前日から始まっている…
海外旅行で苦労するのが「時差」の調整。西に向かう時はあまり苦労しませんが、東に向かう時は一苦労。
特に今回のように、日本時間のお昼に出発、10時間後に到着したら同日の朝6時、さらに1日過ごして…となると、なんと8月10日は朝5時に起きて、寝るまで30時間以上起きていないといけない訳です。
せめて日本時間の夕方出発だと、もう少し時差調整しやすいのですが、JAL便をブッキングできなかったので、こればかりは致し方ありません。
なので、前日から睡眠時間を減らしておいて、機内で数時間でも寝られる=米国太平洋時間の深夜に寝るように調整します。海外旅行は前日から始まっていますよ!
今回は前日は2~3時間程度の睡眠に抑えて当日のフライトを迎えました。まあ4年ぶりの海外へのフライトとあって、若干興奮気味でもあったのですけどね。
■久々の羽田空港国際線チェックイン
こうして迎えた出発当日8月10日(木)。いよいよ出発の日です。バスの都合で朝8時に羽田空港第3ターミナルに到着。そういやコロナの間にターミナルの名前も国際線ターミナルから第3ターミナルに名前が変わりました。
4年ぶりの海外、あのコロナの時の静けさはどこへやら、コロナ禍前の賑わいが戻ってきつつあります。
まずはエスカレーターで上の階に上がり、出発ロビーを上から眺めてみます。お盆休みも始まり、写真奥側のJALのカウンターは大混雑。特にエコノミークラスは長蛇の列で、長時間の待ちを強いられそうです。
今回は、AA170便にJAL7016便として予約(コードシェア便での予約)。なので、アメリカン航空のカウンターでのチェックインになります。カウンターオープンは出発3時間前の午前9時。
なお、JAL国際線コードシェア便の空港、機内サービスについては、JAL HPに記載があるのでご覧ください。概ね他社便のサービスが継承されることが書かれています。
カウンターオープンまで少し時間があるので展望デッキに行ってみます。
JAL機3機のバックに都内中心部のビル群が見える景色、お気に入りの景色です。手前からJA736J(JL43 ロンドン行)、JA837J(JL87 広州行)、JA880J(JL97 台北行)。
午前9時過ぎ、「I」カウンターでAA170便のチェックイン開始。ビジネスクラスの列に並びます。JALの地上係員が対応してくれるので、AA便とはいえ、何となく安心感があったりします。
今日はAA170便でロスまで行き、ロスでAA4880便に乗り継いでポートランドまでのフライト。ポートランドまで一括でチェックイン、預け荷物にもポートランドまでのタグをつけてもらいます。預け荷物はロスで入国する際に一旦受け取り、税関を通ってから再度預けることになる、との案内。
直行で行ってくれないのは仕方ないですね。なお、アメリカ線でスーツケースなどを預ける場合、TSAロックあるものは鍵をかけるのが一般的ですが、トラブル防止のため、鍵をかけずに預けるのがベターです。
■保安検査~出国
海外ではe-SIMを使うことにしていたので、ポケットWiFiのレンタルも不要。両替も事前に済ませているので、チェックインを済ませたらそのまま保安検査を受けて出国します。
お盆休み直前ということで、保安検査場の長蛇の列を警戒していましたが、特に待つこともなくすんなりとパス。なお、プライオリティレーンは設置されていませんでした(翌日から設定されたとのこと)。羽田の場合はプライオリティレーンがあっても、他航空会社と共用なので、一般レーンよりは早くても並ぶことは多いということは頭に入れておいた方がいいです。
保安検査場ではPCなどの電子機器類を手荷物に入れたまま検査を受けることができるようになり、人の流れは以前よりはだいぶ速くなったと感じます。
■JALサクララウンジ
コロナ禍前の2018年は、羽田のJALファーストクラスラウンジとサクララウンジは入口が共用でしたが、コロナ禍に改修されて別々に。今年からステータスはJGCのクリスタル=サファイヤステータスなので、今回はサクララウンジを使います。
4階のサクララウンジが混雑しているとのことなので、5階のSKY VIEWラウンジへ。
SKY VIEWラウンジ、行き交う飛行機を見ながらのんびり過ごせる、ヒコウキ好きには格別の場所。
実は、2019年11月25日、ファーストクラスラウンジが改修中の時に一度訪れたことがあります。このときはキャセイのラウンジに行って担々麺食べてから、ここに立ち寄って更に食事とワインをいただきました。今思えば食べ過ぎ(笑)。
以前は成田のファーストクラスラウンジだけでしたが、今は羽田のサクララウンジでもオーダー型でのミールサービスがあります。機内で食事を食べると分かっていつつも、ブログのため…などと言い訳をして、更にアメリカに行ったら毎朝食べると分かっていつつ、アメリカンブレックファーストをオーダー(笑)。これ、軽いボリュームで美味しかったです。ってここは日本だから当たり前!?
その他、パンなどはセルフでいただけるようになっています。
ラウンジはかなり広いです。やはり皆さん飛行機が見えるゾーンに集中。出発前にPC仕事をしておきたかったので、奥の落ち着いたスペースに陣取ります。ここは静かで仕事をするには快適な場所でした。
そのスペースにもワイン等アルコールからソフトドリンクまでセットされているので、飲み物と軽いつまみだけなら、わざわざダイニングに行く必要がないのも便利。
ワインはオートサーバー。好きな銘柄のボタンを押してサーブします。ファーストクラスラウンジのワインからは若干グレードが落ちるのは致し方なし。市価で2000円前後のワインが主体です。ポールシャブレエネのヴィオニエがフルーツ&ナッツとマッチしておススメ。係の方が少なかったせいか、ボトルがなくなると係の方に声をかけないと交換してもらえないのが若干不便でした。
今回ステータスがJGC+クリスタル=サファイヤステータスになってサクララウンジを使ってみて、特段の不満があるわけでもなく、個人的にはサクララウンジで十分かな、と思ってしまいました。
もちろん、ビジネスクラスなので、機内食含めそれ相応サービスを受けることができるから、というのもありますが。
要は、ラウンジサービスに何を求めるか、ではないかと。ファーストクラスラウンジを使いまくっていた時は、そのサービス内容、OWエメラルドステータスを所有する満足感からファーストクラスラウンジがMUSTと思っていたのですが、世界的な物価高、かつ円安局面の今は、Status Runにお金を投じてダイヤモンドステータスを維持するよりも、現地のホテルやレストランにこだわって、そこにお金を使った方がいいかな、と考え始めました。
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